メニエール病の発作とコーヒーの関係

ネット上では、メニエール病の人にとってコーヒーは避けるべきものなのか、という点について様々な議論がなされているようです。例えばこんな記事。

メニエール病だからといって、コーヒーを制限する必要はありません。飲むことによって気持ちが落ち着くのであれば、よい効果があると思います。ただし一日に何十杯と飲むようなことは避けた方がよいと思います。

http://www.hotweb.or.jp/shirato/seikatu.html

僕が調べたところ、大体こんな論調が多数派でした。まぁ、何十杯もコーヒーを飲んだら誰だって具合が悪くなりますよね。一方で、こんなことを書いている人もいます。

「コーヒーは利尿作用があるから飲んだ方が良い。」

「コーヒーは神経を興奮させる作用のカフェインが入っているから飲まないほうが良い。」

インターネットには上のような2つの大局的な情報があります。

http://www.menilife.com/01221810

この記事を書いている方、ご自身でコーヒーの摂取量と体調の相関を調べたそうです。結論は是非この記事を読んで確認して下さい。

ところで、以前書いたように僕のメニエール病の症状は、一般的に知られているものとはちょっと違います。どちらかというとパニック発作的です。

という訳で、パニック発作の原因について調べたところ、こんな記事がありました。

コーヒー、紅茶などのカフェインが入ったものをたくさん飲むとパニック発作が起こりやすくなるため、できるだけ控えるようにしてください。アルコールやニコチンでもパニック発作が起こりやすくなります。

http://www.cocoro-h.jp/panic/point.html

僕は1日3杯以上コーヒーを飲んでいたし、ビールはほぼ毎日飲んでいました。が、メニエール病的にもパニック発作的にもコーヒーがダメそうなので、とりあえずコーヒーをやめてみました(お酒はやめられませんでした)。すると、発作的症状の頻度がぐんと減りました。では、何杯までならコーヒーは大丈夫だろう?ということで、1日一杯だけ不定期にコーヒーを飲んでみました。結果は、体調が悪い日や疲れている日は一杯だけでも具合が悪くなりました。

という訳で、僕にとってコーヒーはこんな感じ。

1日3杯のむと具合が悪くなる
体調がよければ1杯位飲んでもよい

コーヒーをよく飲んでいるメニエール病患者さんで発作が多い方は、体調をみながらコーヒーを楽しむということを検討されてみてはいかがでしょうか。