話題の「おやすみ、ロジャー」を実践投入してみた

今回は、「子供が10分で寝る」と話題の絵本、「おやすみ、ロジャー」を娘(5歳)に試した顛末を書きます。

 
さて、今回お話しする「おやすみ、ロジャー」はこちらです。
  
おやすみ、ロジャー  魔法のぐっすり絵本

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

 
テレビでも紹介されていましたし、ご存じの方も多いかもしれません。心理学と言語学を修めた著者が、その知見を活用して書いているというのが売りであり、「10分で寝かしつけ」という煽りをもっともらしく感じさせます。
 
さて、対する我が娘ですが、現在5歳。入眠前の読み聞かせが日課です。読み聞かせが終ると消灯ですが、それから寝付くまでに30分はかかります。
 
という訳で、実験当日「おやすみ、ロジャー」へは、読んでいる最中に寝ることを期待しつつ読み聞かせ開始。
 
この絵本、読み手に対していくつかの指示事項があります。太字は強調して読む、青字はゆっくり読む等。その他に、あくびをするとか子供の名前で呼び掛けるとか。
 
絵本の内容事態は催眠術士がしゃべるような感じで、ストーリーはおまけ程度といったところ。娘は、あくびのところで「ぱぱがあくびしてどうすんじゃ❗」とか、或いは名前を呼び掛けるところで笑いながら喜んでいました。
 
そして、何だかんだで全部読み終わって消灯。その後は、いつも通り寝入るまでに30分かかりました。
 
翌日、実験の検証をしてみました。まず娘にヒアリング。曰く、いつもの絵本より眠くならなかったと。もしかしたら、はじめて読んだので、興味がわいて集中してしまったのかも。
 
更に嫁にもヒアリング。曰く、眠りに落ちそうなタイミングもあった、BGMのCDが邪魔したかも。
 
それはありえますな。では日を改めて実験、と思ったのですが、娘が「長いからもう読まなくていい」だそうで。次の実験までしばらくかかりそうです。
 

メニエールの人が買うと良い飛行機便利グッズ

今回は、メニエールの人にとってとても助かるかもしれない、飛行機に乗る際の便利グッズについて書きます。

僕は、2015年の1月にメニエール病状を発症しました。8月に国内旅行で飛行機を利用したのですが、現地に着いてからめまい症状が酷くなって、さんざんな旅行になってしまいました。

それ以来、飛行機にちょっと不安を抱いていました。で、調べてみたらこんなものがありました。

サイレンシア フライト エアー

サイレンシア フライト エアー

というわけで早速購入。

フライト当日、機内に乗り込んで装着!一応、聴こえにくい方だけでなく、両耳につけてみました。いざ、離陸してみると、気圧の変化が緩やかで、耳抜き不要って感じでした。一方で、聴こえにくい方の耳がやや小さいのか、8時間つけっぱなしにしていたら痛みが出てきました。でも、気圧の変化を緩やかにしてくれる安心感には変えられないです。

おかげでかどうかはわかりませんが、現地ではめまい症状に悩まされることなく元気に過ごせました。

会社を辞めたいと思ったときに考えるべきこと

今回は、会社を辞めたいと思ったときに、まず考えるべきことについて書きます。

サラリーマン生活を続けていく中で、誰しも会社を辞めたいと思うことがあるでしょう。例えば、正当に評価されない、残業がキツイ、仕事にやりがいを感じない、給料が負荷に見合わない等。

ライフプランと照らし合わせて、会社を辞めることが 合理的であるなら、辞めて転職するなり、自立するなりすれば良いでしょう。でも、単に今の環境に不満があって辞めたいのならちょっと待ってください!

そんな場合、先ずは「会社或いは職場がどんな風になれば、会社にいるときにハッピーになれるか」を考えてみましょう。

どんな些細なことでも、くだらないことでも、一見実現不可能そうに見えることでも構いません。例えば、同僚の女性社員にモテモテになるとか、みんなが自分を尊敬してるとか、社長と友達になってひいきしてもらってるとか。。。

どうでしょう?楽しくなってきましたか?もし、楽しくなってきたのなら、その想像を現実にするために自分が変われることを考えてください。女性社員への接し方は適切だったでしょうか?客観的に見て尊敬に足る態度をとっていたでしょうか?上司に対して不満を述べるだけになってませんでしたか?

もし、あなたに変えるべきところがあると感じたなら、あなたは今の会社に留まって変わる努力をするべきでしょう。あなたは、今の会社で素晴らしいキャリアを積めるはずです。

部下をうつにしてしまう上司の見分け方と対処方法

今回は、うつ発症リスクを高める傾向がある上司の見分け方と、そんな上司の下で働く際の、うつ発症リスク低減方法について書きます。

うつ傾向の強い部下にとって、うつ発症リスクを高める上司の特徴を見てみましょう。

責任を追わない

より正確にいうと、自部署の仕事に対して責任はとるけど、責任を負わない上司、というとです。会社の仕組みにもよりますが、どんな上司でも自部署の仕事に対して、処遇減という形で責任をとらされます。一方で、仕事を円滑に進めるための責任を負うか否かは上司次第です。
責任を負う上司は、仕事を任せた部下に対して適切な働きかけをします。一方、責任を負わない上司は、仕事がうまくいかない場合、部下を叱責する以外の手だてを打ちません。結果として、事態を収集するためのすべての責任を限られた裁量の中で部下が負うことになります。部下のうつ傾向が強い場合、この重圧に強いストレスを感じて、うつ病を発症するリスクが高まります。

部下の状態に興味がない

性善説に基づけば、部下は与えられた役割の中で最善を尽くしているはずです。特に秩序を重んじるメランコリー親和型の人ならなおさらです。マネージメントの一貫として部下に注意を払う上司であれば、労いの言葉をかけることもあるでしょう。一方で、チームビルディングや部下の動機付けに関心を示さない上司もいます。そのような上司は部下の状態に興味を持ちません。そんな場合、部下は自分の頑張りと扱いのギャップにストレスを感じます。特に責任を追わない上司の場合、部下の多忙は上司の無策によるものですから、なおのことストレスが募る事になります。
部下の状態に興味を持たない上司の見分け方は簡単です。あなたの上司とのコミュニケーションが不足しているか、不足していないにしても、上司との会話で、話をしているのがほとんど上司だけなら、あなたの上司はあなたに興味を持っていません。

なぜこのような上司が存在してしまうのでしょうか。それは、彼らが特別に邪悪だから、ではありません。それは、彼らが人間だからです。神ならぬ身の人間は易きに流されます。つまり、ここまで説明したような上司は、多数派であると言うことです。

では、特にうつ傾向の強い人はどのように身を守ればよいか考えてみます。

会社に依存しない

もちろん、働いて生活の糧を得ることはやめません。ただし、会社で「成功」が自分の価値を高める唯一の方法だ、とは考えないようにします。会社での「成功」は選択肢のひとつにすぎません。こう考えることで、会社の都合に支配されなくなるでしょう。

自分の強みを磨く

会社への依存をやめたとしても、会社が生活の中心であることは変わりません。自信を持って会社生活を送るための武器が必要です。自分を客観視して見てください。きっと、何らかの強みを持っているはずです。それを磨くために時間を投資できるということをひとつの基準にあなたの行動を決めましょう。自分の強みの見つけ方はこちらをご参照ください。

上司を許す

あなたにとって不都合な上司もか弱き人間です。あなたに対して理不尽な行動をとったり、無視したりしたとしても、許しましょう。寛容の心は必ず相手に伝わります。また、寛容の心はあなたに精神の安寧をもたらします。

もし、あなたが人の上に立つ立場でもあれば、肝に命じてほしいのです。メンタルリスクは会社にとって大きな痛手です。人ひとり採用し、育成するコストはいか程か考えてみませんか。目の前の仕事の正否よりも大事なことがあります。あなたの部下も、家に帰れば善き夫、善き妻、善き親、善き子であると見れば、自ずとどう接すればよいかわかると思います。

尿管ステント抜去はどのくらい辛いのか

今回は、尿管ステント抜去について書きます。

以前書いたように、僕はTULをやって、しばらく尿管ステントを留置されていました。

で、TULから3ヶ月たち、ステント抜去の運びとなりました。

1.通常外来で予約

僕の通っていた病院では、尿管ステント抜去を通常の外来の枠で行ってました。当日は外来で受付し、順番が来たら処置室に通されます。

2.前処置

処置室に入ると、手術着に着替えて、処置用のベッド(足をガバッとひらくあれ)に寝かされます。消毒してしばらく待っていると、先生が来て、先っちょからゼリー上の薬を注入。ここまでは、特に痛いようなことなありませんでした。

3.ステント抜去

で、スコープを挿入。オリンパス製の軟性鏡でした。入れるときは思ったほど痛くなくて結構余裕。先生が、膀胱内の様子やら、ステントが見えている様を解説してくれるのをフンフンと聞いていたのでした。
で、看護師さんが処置具を入れていきます。スコープに処置具のガイドがあって、そこに処置具を入れて、スコープの先端から出すようです。そして、先生が処置具でステントをつまんで、スコープごとステントを引き抜く!
「痛ててて!」
って思わず言っちゃいました。
「ゴメンねー。あっ落としちゃった」
先生、ステントを離しちゃったみたいです。というわけで、またスコープをグイグイ押し込んで、ステントをつまむところからやり直し。。。



結果としては、ステントを抜くところ以外は、なんとか耐えられるかんじでした。尿管ステント抜去後はしばらくひどい血尿が出続けました。が、血尿が治まれば至って快調。心置きなく運動が出来る体に戻りました。

若い人にこそ理解して欲しい会社のルール

今回は、無難に会社生活を送るためのルールについて書きます。


かつて僕は「社畜」でした。所謂、「メランコリー親和型」の人間であり、上司や周囲に気を使って、嫌と言えない性格でした。

その結果として、上司にも可愛がってもらえたのですが、一方でうつを発症し、僕の社内での立場も一変したのです。

もっと詳しく言うと、僕がうつからの回復過程で脱メランコリー親和型を目指したことが、僕の社内的立場を変えたんだと思ってます。

僕がうつでの休職から復帰した頃、僕は上司を「僕を利用するだけの人」と考えてました。もっと言うと、僕を利用するだけのひとと距離を置いて、自分のやりたいことだけやろう 、と決心していました。僕の仕事は研究色が強く、且つ上司は明言や直接指示を避けるタイプだったので、それが可能だと思っていました。

事実、僕は上司の意にそまぬテーマを提案し、直接的に否定されないことを良いことに、強引にテーマ推進しました。でも、「上司に利用されない」代わりに、上司との折り合いは悪くなっていきました。上司とのすきま風は、確実にテーマ推進に対して悪い影響を及ぼしました。色々な事柄に対しての決定権を持っているのはやはり上司ですからね。そんなわけで、うつにならないために自分のやりたいようにやっていた結果、仕事がうまくいかなくなり、それがうつ再発リスクを高めてしまいました。

で、事ここに至って猛省したわけです。僕は会社と言うものをわかってなかったと。

では、押さえておけばよかったと今更ながら思っている「会社のルール」を以下に紹介します。

1. 上司は常に正しい

あなたが納得できるかどうかは問題ではありません。上司が「シロ」といえば「シロ」なのです。会社はそういう設定で動いています。法の下に平等であるはずの私たちが、職位という階級制度の中で仕事をしている意味を考えましょう。また、あなたの上司は伊達にエラくなったわけではありません。あなたには納得できなくても、あなたにはない卓抜した視点で世の中を見ているはずです。

2.上司だって人間だ

理想の上司を追い求めて、現実の上司に幻滅していませんか?上司に対して、与えられた権限や処遇に見合う責務を果たしていない、と感じているのはあなただけではありません。なぜなら、上司だって人間です。人間ゆえに、ほとんどの上司は「完璧」ではありません。上司が感情的になったり、レッテル張りをしたり、ミスしたりすることを許してあげてください。

こんな風に考えることで、肩の力が抜けたかなと思った次第。僕はもう「脱メランコリー親和型」をやめました。無理に肩肘を張って生きるのではなく、メランコリー親和型な自分を受け入れた上で、僕を利用するだけのひとから距離を置いていきたいと思ったのでした。

サラリーマンの僕たちが売っているもの

今回は、サラリーマンが「売っているもの」について書きます。

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photo by lepetitNicolas

昨日、「しくじり先生」に「CASSHERN」等の監督として知られる、紀里谷和明さんが出演していました。

紀里谷和明が「しくじり先生」出演、“嫌われキリヤ”になった過去の発言を反省 - 映画ナタリー

その中でのひとコマです。

映画評論家の有村崑さんが「GOEMON」について前作よりも良くなっていた、という趣旨の発言をしました。それを受けて、紀里谷さんが「何目線か」と不快感を現しました。

さらに、自信も「ポストマン」で映画製作を指揮した経験がある長嶋一茂さんが、映画評論家の方々は、映画製作の苦労をわかってないと発言しました。

それに対し有村さんは「映画の観客にとって製作の苦労は関係ない」と発言していました。

我々サラリーマンにの世界でも、現場に近いほど過程(がんばり)を理解してもらいたい願望が強い気がします。長嶋一茂さんの意見の考え方ですね。

一方、マネージャになるほど 、部下に対してはがんばりよりも成果を求めるものです。こちらは有村さんの意見の考え方です。

実態として、サラリーマンは「労働」の対価として給料を貰っています。労働基準法では、週40時間を法定労働時間として定めていて、我々はこの時間の対価として給料を貰っているわけです。

つまり、我々サラリーマンは時間を売ってお金を貰っている、ということになります。だからでしょうか、一般的にはバリバリ残業して、時間を会社に捧げることでがんばりをアピールできるような気分になることが多いようです。

一方、経営者から観ると、残業は余分なコストであり、場合によっては法令違反を指摘されかねないリスクです。さらに言うと、貴重なリソースのパフォーマンス低下要因でもあります。ですから、まともな経営者が社員に求めるのは、バリバリ残業することでは無く、時間あたりのアウトプウット量或いはアウトプットの質を高めることである、と考えるのが自然です。

というわけで、中年ヒラ社員の僕がいつかあるかもしれないリストラ の対象から逃れるためには、業務効率向上に邁進することが必要と考えた次第。

具体的な業務効率向上策については、後日書く予定です。